【SAI2022開催記念】ACIDMANアルバム紹介第2弾♪「Loop」の魅力!

音楽
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【SAI2022開催記念】ACIDMANの名曲紹介!

皆さん、こんにちは!こんばんは!

前回から、ACIDMAN presents 「SAITAMA ROCK FESTIVAL “SAI” 2022」(以下「SAI」という)の開催を記念して、1stアルバム「創」から最新12thアルバム「INNOCENCE」までをACIDMAN歴16年の筆者がご紹介する企画を実施しております!!!

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今回はその第二弾でございます。

2ndアルバム「Loop」をじっくり解説していきたいと思います。

また、「SAITAMA ROCK FESTIVAL “SAI” 2022」については、前回の記事に基本事項をまとめておりますので、そちらをご覧ください♪

この他にも、SAIに出演するアーティストについての記事もありますので、併せてご覧ください♪

 

2ndアルバム「Loop」の魅力


出典:https://www.discogs.com/ja/release/5811697-Acidman-Loop

ACIDAMANの2ndアルバム「Loop」は2003年に発売されたもので、前作「創」とはまた一線を画したアルバムとなっています。

曲ひとつひとつが繋がっていて、アルバム自体が一つの映画のような感覚に陥ります。

ACIDMANの持つ「静」と「動」がよりはっきりして、重厚な音の波が伝わってくる今作は、作り手としても相当苦労されたと何かのインタビューでACIDMANの3人が語っていました。

そんな苦労の末に作り出されたエモーショナルな曲や落ち着いた雰囲気の曲について解説していきたいと思います!

【演奏頻度について】
筆者がACIDMANのライブに足を運んできた経験上、ライブやフェスでたくさん演奏されやすい曲を★1(レア度1)として、★が多くなるほどにレアな曲としています。

★1:よく演奏される曲
★2:演奏されることが多い曲
★3:たびたび演奏される曲
★4:数年に1回程度、ほとんど演奏されないレア曲
★5:聴けた人はラッキー!次は聴けないかも!めっちゃレアな曲♪

「SAI」や他のライブの時の参考にしてみてください。
ACIDMAN初心者の方は★1~3を予習していくと、ライブやフェスでも盛り上がれると思います♪

 

type-A(★★★★)

type-Aの「A」は「Aggressive(アグレッシブ)」の意味があると大木さんは当時語っています。

その名の通り、一曲目から爆発的な轟音でスタートダッシュをする曲となっており、このアルバムの「動」を担う楽曲といえます。

他のアルバムは、1曲目がイントロダクション(インスト)をほとんどですが、このLoopは1曲目からゴリゴリで攻めてきます。
個人的にACIDMANらしく、とても好きな一曲です。

ライブでは、演奏される機会はかなり少ないです。

波、白く(★★★)

こちらの曲もtype-Aに続きアッパーチューンとなっています。

「白波のように生まれたのだろう 全てを描くつもりで 流れ、旅路をまた辿る 往けと響く」

上記のサビの歌詞がとても印象的で、人生の縮図のような歌詞だなといつも思いながら聴いています。
ギターでかき鳴らすとストレス発散間違いなしの一曲です!!

ライブでは定番曲ではありませんが、アルバムツアーの際の盛り上げの起爆剤として使用されることもあります。

 

アイソトープ(★★)

英語詞の楽曲で、アイソトープは同位体のことを意味しています。
同位体とは、同じ元素で質量が異なる原子または原子核のことです。

薬剤師の免許を持つボーカルギターの大木さんらしい歌詞で「すべては一つに繋がっている」というメッセージ性が伝わってくるような歌詞となっています。

この曲は、ACIDMANの楽曲としてもライブやフェスで重宝されており、盛り上がる曲となっています。

飛光(★★)

こちらもゴリゴリのロックナンバーとなっており、ライブ・フェスでも数多く披露されてきたACIDMANを代表する名曲です。

聴いたことがない方は、ぜひ一度動画をご覧ください!
とにかくかっこいい…
ライブに行きたくなります!!!

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Slow View(★★★★)

こちらは、これまでの4曲と正反対の「静」に位置するインストゥルメンタル(歌なしの演奏)となっています。

この1曲があることによって、飛光までの4曲で熱くなった熱を一度落とし、方向転換を図る重要な役割を担った楽曲です。
もちろん、曲単体としても成り立っており、スローテンポで緊張感のある楽曲となっています。

リピート(★★★)

前曲Slow Viewの流れを汲んだ、スローテンポでリピートされるリフが特徴の楽曲です。

今までの轟音とは違う落ち着いた曲調と抽象的な歌詞がとてもマッチした楽曲で、ACIDMANの「静」を代表する名曲といえるでしょう。

また、別なアプローチで『Second line & Acoustic collection Ⅱ』のリード曲として盟友ストレイテナーのホリエアツシさんとコラボ演奏しています(動画参照)。

聴くと落ち着ける、大好きな楽曲の一つです。

16185-0(★★★★★)

インストゥルメンタルの曲です。次の曲「O(オー)」へと通じるベースが印象的な曲です。

数字の意味は「16」「18」「5」をそれぞれアルファベットの順番に当てはめると「pre」という意味となり、「pre-O」=「『O(オー)』のひとつ前」という意味に捉えることができます。

O(オー)(★★★★)

前曲16185-0からベースとドラムでスタートする楽曲です。
アルバム後半のイメージを「静」から「動」へ導いている重要な楽曲であると思います。

ライブではほとんどお目にかかることはなく、レア曲といってよいと思います。

Swayed(★★★★)

Swayedの曲調はその意味の通り「ゆっくり揺れる」ようなイメージで、ディレイを効かせた独特な響きを醸し出した楽曲です。

最近のライブではほとんど演奏されることはなく、この「浮遊感」を生で味わってみたいものです。

ドライドアウト

他のアルバム曲と比較すると、とてもキャッチ―で明るい印象を受けるロックナンバーとなっています。
実は、ACIDMANがインディーズ時代から演奏していた歴史のある曲です。

最近のライブで披露されることはそれほど多くない印象です。

今、透明か(★★★★)

この楽曲の持つ、洗練された今にも壊れてしまいそうな雰囲気がとても好きで、リピートしてよく聴いていました。

この楽曲が2012年に行われた「ACIDMAN LIVE “15th&10th Anniversary Tour” in さいたまスーパーアリーナ」の1曲目で演奏されたときは、涙が止まらなかったのを今でも覚えています。

最近はライブやフェスでも演奏する機会は少ないです。

Turn Around(★★★★★)

Loopの最後の曲「Turn Around」で、ここまで走ってきた歩みを止め、一度振り返ると別の次元へ誘われるような感覚を抱く、「静」と「動」が入り混じったフィナーレに相応しい楽曲です。

後に『world symphony』にSECOND LINEバージョンとして収録されており、また違った雰囲気でも楽しむことができます。

ライブやフェスではお目にかかることがまずないレア曲となっています。

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まとめ

いかがだったでしょうか。
今回は「SAI2022開催記念」の第二弾としてアルバム「Loop」について特集してみました。

第十二弾のアルバム「INNOCENCE」まで、一つずつ振り返りながら、ACIDMANの名曲たちを紹介していきたいと思っていますのでお楽しみに♪

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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