【SAI2022開催記念】ACIDMANの名曲紹介!
皆さん、こんにちは!こんばんは!
今回から、ACIDMAN presents 「SAITAMA ROCK FESTIVAL “SAI” 2022」(以下「SAI」という)の開催を記念して、1stアルバム「創」から最新12thアルバム「INNOCENCE」までをACIDMAN歴16年の筆者がご紹介する企画を実施したいと思います!!!
この企画の目的としては、「SAIに参戦するけど、ACIDMAN以外に好きなアーティストが出るから観に行くよー!」という方も沢山いらっしゃると思います。
なんたって、あのメンツですし…笑
他のファンの方がいて当然だと思います!
そんな方々にも、SAI開催前に「ACIDMAN」の魅力を知っていただき、両日のライブでは「好きなアーティスト」+「ACIDMAN」をぜひ生で聴いて、3ピースバンドとは思えない演奏力の高さや唯一無二の世界観を味わっていただき、少しでも「SAI」というイベントを楽しんで欲しい!と思ったことがきっかけです♪
筆者のACIDMANに対する熱い想いが出まくりの記事となり、恩着せがましい内容となることご了承ください…笑
「SAITAMA ROCK FESTIVAL “SAI” 2022」について
出典:https://sai-fes.jp/
2017 年に結成 20 周年、メジャーデビュー15周年のアニバーサリーイヤーの集⼤成として初主催し、大成功に終わったロックフェス「SAITAMA ROCK FESTIVAL “SAI”」。
2017年の初回開催時は「10-FEET」「MAN WITH A MISSION」「THE BACK HORN」「ASIAN KUNG-FUGENERATION」「the HIATUS 」「BRAHMAN」「RADWIMPS」「Dragon Ash」「STRAIGHTENER」が出演し、各フェスのヘッドライナーを務める大物バンドばかりの「伝説のフェス」となりました。
↓こちらが限定公開されている2017年の「SAITAMA ROCK FESTIVAL “SAI”」の様子です↓
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それから5年が経過した2022年…
ACIDMAN結成25周年、メジャーデビュー20周年イヤーを記念し、再度実施されるロックフェスが「SAITAMA ROCK FESTIVAL “SAI” 2022」です。
2022年 11 ⽉ 26 ⽇(⼟)、27 ⽇(⽇)の2daysで 5 年ぶりに開催することが決定し、会場は前回同様、メンバーの故郷である埼⽟県のさいたまスーパーアリーナとなります。
フェスタイトルである「SAI」は、「埼⽟県の“埼”」「祭りの“祭”」「才能の“才”」「ACIDMAN の楽曲タイトル【彩-SAI-前編/後編】の“彩”」などからイメージしたもの。
「SAI」のイメージイラストはACIDMANのボーカルギター大木伸夫さんが手掛けています。
そして「SAITAMA ROCK FESTIVAL “SAI” 2022」に出演するアーティストを並べてみますと、2017年当時をも凌駕する、とんでもないメンツであることがよくわかります…笑
・ACIDMAN
・氣志團
・SiM
・ストレイテナー
・東京スカパラダイスオーケストラ
・DOPING PANDA
・Dragon Ash
・back number
・MAN WITH A MISSION
・LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS
・ACIDMAN
・ASIAN KUNG-FU GENERATION
・ELLEGARDEN
・THE BACK HORN
・the band apart
・sumika
・10-FEET
・BRAHMAN
・マキシマム ザ ホルモン
・Mr.Children
2日間共に、大型フェスでもこのメンツを同日に集めることは不可能だろうな、というメンツをものの見事に集めてしまっています…笑
ACIDMANが、他バンドからの信頼・尊敬・愛があるからこそ、この大物バンドたちを集められたのではないかと思わざるを得ません。「SAI」についての別記事もぜひチェック願います♪
1stアルバム「創」の魅力
続いて、本記事のメインとなる1stアルバム「創」の魅力を1曲ごとにお伝えしていきたいと思います!
まず、アルバム全体についてですが、ボーカルギターの大木さん本人もお話されていましたが、「初々しさ」とか「演奏の荒さ」とかあるけれど、今聴いてもいいアルバムだなって素直に思えたという1stアルバム「創」。
ジャケットは曲を聴いて、カメラマンさんが奄美大島で水中撮影したものです。「創」という生命を生み出すような力強いタイトルにとてもマッチしています。
アルバムを聴くと、最近のアルバムやライブ演奏よりはシンプルで荒削りであるし、売れたいわけじゃないと尖っていた(ご本人談)時代の何かにあらがっているミュージシャンなんだな、という感じがヒシヒシと伝わってくる素晴らしいアルバムです。
筆者がACIDMANのライブに足を運んできた経験上、ライブやフェスでたくさん披露されやすい曲を★1(レア度1)として、★が多くなるほどにレアな曲としています。★1:よく披露される曲
★2:披露されることが多い曲
★3:たびたび披露される曲
★4:数年に1回程度、ほとんど披露されないレア曲
★5:聴けた人はラッキー!次は聴けないかも!めっちゃレアな曲♪「SAI」や他のライブの時の参考にしてみてください。
ACIDMAN初心者の方は★1~3を予習していくと、ライブやフェスでも盛り上がれると思います♪
アルバム曲紹介の前に、「創」の曲全体としてのマニアック情報を一つ…
実は、ほとんどの作曲を手掛けるボーカルギターの大木伸夫さんは、「創」のアルバム全体を通して「始まり方」に注力しています。
アルバムを通して3人全員(ギター・ベース・ドラム)にスポットを当てようとしており、ベース始まり、ギター始まり、ドラム始まり、全員一発始まりの4パターンを収録曲に振り分けています。
1曲目「8to1 completed」はギター始まり
2曲目「造花が笑う」はベース始まり
3曲目「アレグロ」はドラムのカウントから
4曲目「赤橙」は全員一発で
5曲目「バックグラウンド」と6曲目「at」はまたベース
7曲目「spaced out」はドラム
8曲目「香路」は全員一発で
9曲目「シンプルストーリー」はギターから
10曲目「SILENCE」は全員一発で
11曲目「揺れる球体」はギターから
12曲目「Your Song」はドラムのカウントから
というように、バランスを取って組み立てたとのこと。3人が並列に見えるように、曲を作り上げています。
ぜひ、そこにも注目して聴いてみてください♪
8to1 completed(★★★★★)
繊細さとノイズが同居した「8to1 completed」はまさしく静と動とが端的に表現された印象で、そのスリリングな演奏はアルバムのオープニングから本アルバムの「ただ事じゃなさ」を表現しているように思えるイントロダクションになっています。
造花が笑う(★★)
プレデビューシングル第1弾。
歪んだベースが口火を切る、爽快なラウド&ファスト・チューンです。
全体的にシンプルな印象を受けますが、シンプルが故に3ピースバンドの本質を問われる楽曲でもあり、それを見事に昇華しています。
ライブではエキサイトポイントで演奏されることも多く、ACIDMANを代表する曲でもあります。
アレグロ(★★★)
プレデビューシングル第2弾。
パンクっぽいリフのサビ、その駆け上がっていく旋律は絶妙で、今聴いても色あせない名曲だと思います。
ライブでは披露されることは少なく、聴けたならラッキーな一曲です♪
赤橙(★)
プレデビューシングル第3弾。
原曲はドラムの浦山一悟さんが作曲で、現在のスリーピース編成になって初めて制作された楽曲です。当初は浦山さんが「ダイオキシン」というタイトルで歌詞を作っていましたが、あまりにも微妙な出来であったために、ボーカルギターの大木さんが歌詞を一から書き直したという逸話もあります。笑
タイアップ(COUNT DOWN TV2002年10月度OPテーマ)や全国ラジオ局のヘビーローテーションなどもあり、オリコン20位圏内に初めてランクイン(13位)した曲でもあります。
ACIDMANの知名度を一気に高めた代表曲の1つで、ライブやフェスで最も多く演奏されている曲の1つです。
曲調はどこか和テイストで温かみがありつつ、ボサノヴァタッチのギターがノスタルジックさを醸し出しています。
聴き手を選ばず、すんなり体に入り込むような印象を受けます。
ACIDMAN初心者の方にもぜひ一聴いただきたい、これがACIDMANの原点といっても過言ではないTHE名曲です。
バックグラウンド(★★★★)
90年代らしいノイジーさが魅力の一曲となっており、最近のライブではほとんど演奏されたことがないレア曲となっています。
at(★★★★)
インストゥルメンタル(楽器の演奏のみで歌がない)の曲。
ACIDMANのアルバムにはインストゥルメンタルの曲が必ず入り、アルバムに華を添えています。
この楽曲はループするビートが心地よいインスト曲となっています。
spaced out(★★★★)
サイケデリックなスローパートとアップテンポのパートが交錯する少し不思議な感覚を覚える曲です。
途中のギターソロは、ACIDMANの曲としては珍しい展開となる曲です。
後に「季節の灯」のカップリングにSECOND LINEバージョンとして収録されており、原曲と変わった印象を受けます。
香路(★★★★)
ボサノヴァタッチのギターでACIDMANが得意とする叙情的なメロディーが発揮されており、メロディーメーカーとしての優秀さが光る一曲です。
後に「Under the rain」のカップリングにSECOND LINEバージョンが収録されています。
こちらもカッコよいです!!
シンプルストーリー(★★★★)
疾走感と躍動感のあるバンドサウンドが強調されたエイトビート・チューンです。
後に「プリズムの夜」のカップリングにSECOND LINEバージョンが収録されています。
SILENCE(★★★★)
シンプルなロックチューンです。
他の曲もそうですが、歌詞が抽象的なものが多く「ゼロの中に生まれたもの 揺れて溶けてこの空を飾る」という歌詞などは、聴き手の想像の中で情景を描かせ、その想像を以って完結させているような印象を受けます。
揺れる球体(★★★★★)
ACIDMANの曲では珍しいラップ・ミクスチャー系の曲調です。
当時、ヒップホップが全盛の時代であること、ACIDMANメンバーの時代背景を吸収しながら曲に組み入れた感じを体感できる数少ない一曲となっています。
今聴くと、逆にとても新鮮に聴こえます。
ライブではほとんど披露されることはないレア中のレア曲です(2019年の創再現ツアーでは久々に演奏されました)!
Your Song(★)
全英詞で曲調としてはストレートなパンクチューンです。
この曲もライヴやフェスでの演奏機会が多く、特に終盤やアンコールでの披露が多い曲の1つです。
余談ですが、CDを聴いていると「揺れる球体」の演奏が終わってからの間奏中にレコーディング前の音合わせの様子が収録されています。当初、シークレット・トラックにしようとしていたようです。
10分ぐらいあけて、話し声が聞こえて、曲が始まる。というような流れが当時流行っていて、意外と評判が良くて「もったいなくない?」と言われ、シークレットにするのはやめたそう。
あの話し声は、全部演じていて、4テイクぐらい録っているのだそう…笑
ぜひ、音合わせの様子も聴いてみて下さいね♪
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まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「SAI2022開催記念」の第一弾としてアルバム「創」について特集してみました。
今後は第十二弾の「INNOCENCE」までを特集していきたいと思います!!
よければみて下さいね♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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