漫画『日本三国』が今、アツい！！
みなさん、こんにちは！こんばんは！
今回、ご紹介するのが「日本三国(にっぽんさんごく)」という漫画です。
こちらは、漫画アプリ「マンガワン」で2021年11月24日から連載開始された新進気鋭の作品になります。
私が、この漫画を連載当初から読んでおり、今回「激推し」したく記事にしました！
私が幼少期から20年以上読み漁ってきた漫画たちの中でも、トップクラスの面白さだと思います。
とにかくやばいです…笑
その面白さが少しでも伝えられるように紹介できればなと思っています。
※若干のネタバレ要素を含みますので、ご了承ください…
『日本三国』ってどんな漫画？
まずは、日本三国がどのような作品(ストーリー)なのかについて紹介したいと思います。
出典：作者公式Twitterより
【あらすじ】
令和末期(西暦2045年から2055年)、日本はデータ×AIの第４次産業時代に米国や中国、インドなどの諸外国に圧倒的大敗をし、少子高齢化や教育レベルの低下により衰退した。
同時期に、世界各地で起きた核戦争の影響で多くの難民が日本に流入し、COVID-19を超えるウイルスが蔓延。
また、東日本大震災クラスの地震が相次ぎ、悪政・重税・飢饉の影響で民衆の「暴力革命」が起き、国家形態は崩壊した(事実上の日本滅亡)。
そのため、人口は10分の1以下まで減り、文明は明治時代初期のレベルまで落ちることに…
軍閥(ぐんばつ)が割拠(かっきょ)する戦乱の世が始まった。
数十年後(30～50年後)には「大和(やまと)」「武凰(ぶおう)」「聖夷(せいい)」の3つの勢力(国)に分裂することとなった。
出典：作者公式Twitterより
時は過ぎ、大和歴56年(戦乱から約1世紀)、大和の愛媛郡に生まれ育った「三角 青輝(みすみ あおてる)」を軸に日本再統一の物語が幕を開ける…！！
あらすじを書いているだけで、また読み直したくなってきました…笑
日本が腐敗していった未来の話なのですが、明治時代のレベルまで文明が下がっているため、読んでいて未来のような過去のような不思議な気持ちになりながら読んでいました。
随所にビルや現代の建造物の名残が描かれているのを見ると「あぁ、未来の話だったな」と再認識させられます。
私は、この漫画の描写が、これからの未来にも本当に起こりえそうで、こんな風になったらどうしよう…生きていけるのかな？と自分に重ねながら、どんどん物語に没頭していきました。
『日本三国』の見所とは？？
日本三国の見所を紹介します！！
ストーリーの細部までのこだわり
「日本三国」を読んでいくと「物語の細部までのこだわり」が垣間見えてきます。
例えば「年表」です。
物語を進めるにあたって、物語前の年表を公開されています(マンガワンにて無料公開中)。
年表読んだいるだけで、こんなこと思いつかん、すげぇ…！ってなります。
余談ですが「日本三国」の作者である「松木いっか」先生はアシスタントを付けずにお一人で作業されているそうで、それを隔週で連載されているとのこと。
このクオリティを一人で作っているということにもこだわりを感じずにはいられません…！！
画がスタイリッシュ！キャラクターが濃いっ！
主人公である「三角 青輝」をはじめ、たくさんのキャラクターがでてきます。
それぞれのキャラクターが濃ゆいです！！そして、画がめっちゃ好き！！！
ひと癖もふた癖もあるようなキャラクターたちがどのように活躍し、戦乱の世を駆け抜けていくのか見ものです！！
一部ですが、相関図を基に登場キャラクターを紹介します。
出典：作者公式Twitterより
【三角 青輝(みすみ あおてる)】
・この漫画の主人公。
・大和歴41年、愛媛郡生まれ
・幼いころから理屈屋でおしゃべり
・生まれて間もなく父親を、3歳に母親を亡くし
父親の友人(東町信人)から手厚い援助を受ける
・幼少期から文字を習得、読書や地図設計に没頭
・14歳で司農官となる
・15歳で手厚い援助を受けていた東町信人の娘、小紀と結婚
・しかし、小紀が内務卿・平殿器に処刑され、彼の人生が大きく変わる【東町 小紀(ひがしまち さき)】
・大和歴40年、愛媛郡生まれ
・幼いころから自由奔放
・6歳のころ、数人の少年が地図設計に勤しむ青輝を
嘲笑・妨害したが、小紀はこれを撃退した
・この頃から2人は恋仲になり16歳で結婚
・同年、平家の税吏(ぜいり)による徴税に苦しむ民を
救うも内務卿・平殿器の怒りを買い処刑される
・青輝に辺境将軍・龍門光英への仕官を薦めた【阿佐間 芳経(あさま よしつね)】
・大和歴39年、和歌山郡生まれ
・平家の台頭により、その勢力を削がれた名門・阿佐間家の嫡子(ちゃくし)
・幼い頃、母親より英才教育をける
・戦闘技術、才略に優れ、戦いにも精力的だが、功績を誇る節があり、
一部の属員から疎まれている
・青輝に対し、一方的な敵対心を持つ
・マザコンで母親の伝記を書いている【龍門 光英(りゅうもん みつひで)】
・大和歴8年、兵庫郡生まれ
・若い頃は農民として過ごす
・17歳の頃、故郷の兵庫郡生野県にて百余人の賊が略奪を行ったが、
光英は僅か数人の農民らを率いてこれを討伐
・この時、賊に左目を射抜かれるもこの武勇と功績により生野県司に就任
・24歳の頃、光英が有能であると聞いた先帝・藤2世は光英を召し出し、
辺境将軍に任命
・高潔で文武に秀で堅物ながら誰もが尊敬の念を抱き、人々は
光英への仕官を望んだ【賀来 泰明(かく やすあき)】
・大和歴27年、大阪都生まれ
・都に生を受けるも代々貧賤(ひんせん)の家柄
・貧乏故、教育を受けられなかった泰明は幼い頃から大人相手に
賭け事に勤しんだ
・泰明は賭け事に強く、勝った金銭で家計を潤し書物を買い勉学に努めた
・21歳の頃、辺境将軍・龍門光英の辺境での仕事ぶりに感銘を受け「登竜門」を
志し、見事採用される
・「賀来は決して失敗しない」と属員から称され、光英からの信頼も厚い【平 殿器(たいら でんき)】
・大和歴5年、大阪都生まれ
・大和建国前から代々豪族として活躍した名門・平家の子孫
・幼い頃は勉学や狩猟に励んだ
・縁故採用で累進して近畿州司となり、妹が先帝・藤2世の
皇后となると、32歳で内務卿に就任
・内務卿就任後、先帝・藤2世を毒殺。まだ幼かった藤3世を擁立し
実娘を皇后に立てて全権を掌握した
・自信を不快にする者には容赦がない
・最も嫌いな言葉は「デブ」【藤3世(ふじ3せい)】
・大和歴33年、大阪都生まれ
・先帝・藤2世の側室の三男
・内務卿・平殿器が藤2世を毒殺後、権勢保持のために
朝廷内の反対派の弾圧を強行した後、擁立される
・僅か4歳で帝位に就いた
・国家元首ではあるが、政権の全権は内務卿・平殿器にあり、
帝の地位は名ばかりのものである引用：同作品「人物紹介」より
この他にもキーパーソンとなる「大和」の人物や「聖夷」の登場人物など、たくさんのキャラクターが登場します。
どの人物も生き抜くためにそれぞれの立場で躍動しています。
他の登場人物も少しだけお見せしたいと思います！
【輪島 桜虎(わじま おうが)】
出典：作者公式Twitterより
【長尾 武兎惇(ながお むうとん)】
出典：作者公式Twitterより
【九羅 亜輝威(くら あてるい)】
出典：作者公式Twitterより
上の3人は「聖夷」の重要な登場人物です。
どんな人達なのかは、ぜひ作品をお読みいただければと思います！！
それにしても、名前のクセがすごい…！！笑
先が気になって寝れなくなる面白さ
とにかく、読み始めるとダメです。先が気になりすぎて…笑
私は、深夜まで夜更かししながら何度も読んでしまい、次の日寝坊しそうになりました…
そこまでしても、読み進めたい作品です！！
ぜひ皆さんも読んでいただければと思います！
下記にリンクを貼っておきますのでぜひ！！
次にくるマンガ大賞2022 結果は！？
また「次にくるマンガ大賞2022 Web マンガ部門」にノミネートされており、8月31日にニコニコ生放送で結果発表されました！
結果は…
惜しくも20,787ポイントで17位という結果でした…
だがしかし！
松木先生のツイートを見てうぉおおぉぉおお！！！ってなったのでご覧ください！！
順位見て憂愁の息を漏らす読者は聞け。
このなんちゃら賞は、俺にとっては17位も1位も圏外だとしても価値は同じ。
変わらず描くだけ。
だが、世は変える気概で描く。投票してくれた人に感謝。
自分が選んだものを信じろ。
他人の評価による憂愁の息は漏らすな。押忍。
— 松木いっか (@IKKA_neko) August 31, 2022
うぉぉ…
かっけぇぇ…！！！
このツイートを見て、俄然応援をしたくなりました！！！
静かに燃える想いが伝わってきます…！！
今後のストーリー展開も楽しみです！！！
まとめ
いかがだったでしょうか。
「日本三国」とても面白いです。本当にオススメなので、アプリもしくは漫画本を手に取っていただければと思います！！
今後も、松木いっか先生の活躍を微力ながら応援していきたいと思います！！
押忍っ！！
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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