食後のデザートに♪夏の果物って?見分け方&保存方法&栄養を紹介!!

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暑い夏の夜に!甘い果物を♪

みなさん、こんにちは!こんばんは!

最近、暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?

我が家では、子供が夏バテ気味で急に熱を出したりと、てんてこ舞いな生活を送っています…💦
私も、外で作業をしていて夜に頭痛がしたりと、熱中症のような症状がでてしまいました…泣
最近の暑さは子供やお年寄りのみならず、大人でも気を付けなければいけませんね。

夜になっても、25℃以上の熱帯夜となる日が多く、寝苦しい日が続いています…
そんな夜は、夏らしいアイスや果物を食べ、さっぱりして一日を終えたいものです。
先日、我が家ではお中元に届いた桃をいただきました!!
とっても甘くて美味しかったです♪
福島県産の桃
我が家に届いた福島県産の桃♪

ということで、今回は食卓にもよく並ぶ、美味しくて栄養もばっちりな「夏の果物」を紹介します!
美味しい果物の「見分け方」「保存方法」「栄養」について紹介していきたいと思いますので最後までご覧ください!

夏に旬を迎える果物って??

夏が旬(出回る時期)の果物を調べてみました!
※今回は食卓でよく見かける食材をテーマにしてみました

◆西瓜(すいか)◆
※農林水産省ではスイカを「果物」ではなく、「果実的野菜」として分類していますが、ここでは果物として紹介します。

スイカの画像
分類:ウリ科スイカ属
原産地:アフリカ地方
多く出回る時期:5月~8月頃
国内の年間出荷量:約27万6,500トン(2018年)
おもな産地:熊本県(約15%)、千葉県(約13%)、山形県(約10%)など
概要:夏の風物詩の1つである「スイカ」。
よく冷えたスイカの甘い果汁とシャリシャリッとした食感は、暑さで疲れた体を癒してくれます。丸い大玉スイカや小玉スイカだけでなく、ラグビーボールのような形のものや、果皮が黒い「でんすけ」、果皮が黄色い「太陽スイカ」などスイカの種類はさまざまです。

◆桃(もも)◆
桃の画像
分類:バラ科モモ属
原産地:中国
多く出回る時期:7月~9月頃
国内の年間出荷量:約10万4,400トン(2018年)
おもな産地:山梨県(約35%)、福島県(約21%)、長野県(約12%)など
概要:日本の桃の元祖は岡山県の「白桃」で、この白桃を改良して「白鳳」「浅間白桃」「あかつき」などの多彩な品種が誕生しました。ジューシーでなめらかな食感の日本の桃は、世界でも評価される逸品です。
なお、白桃が誕生した由来は明らかではありませんが、中国の「上海水蜜桃」から生まれたのではないかと考えられています。

◆葡萄(ぶどう)◆
ぶどうの画像
分類:ブドウ科ブドウ属
原産地:中近東地方
多く出回る時期:6月~10月頃
国内の年間出荷量:約16万1,500トン(2018年)
おもな産地:山梨県(約24%)、長野県(約18%)、山形県(約9%)など
概要:ブドウの品種はとても多く、世界には10000種以上のブドウが存在するといわれます。このうち日本ではおもに50~60種類ほどが商業栽培されています。

◆梨(なし)◆
梨の画像
分類:バラ科ナシ属
原産地:中国、日本
多く出回る時期:7月~10月頃
国内の年間出荷量:約21万4,300トン(2018年)
おもな産地:千葉県(約13%)、茨城県(約10%)、栃木県(約9%)など
概要:日本の梨には「赤梨」と「青梨」があります。
赤梨は「豊水」や「幸水」など果皮が茶色いもので、青梨は「二十世紀」のような果皮が緑色の梨です。どちらもシャリシャリした食感がありますが、あれはペントザンやリグニンという成分からできた石細胞によるものです。
また赤梨は果皮にザラザラの斑点が目立ちますが、成熟するにつれてざらつきは減少していきます。

見分け方&保存方法&栄養を紹介!!

それぞれの果物についてまとめてみました!

◆ スイカ ◆

【見分け方】
〇皮の黒と緑の縞模様がくっきり
縞模様の境目をさわるとデコボコに感じるものが良品とされています
〇ずっしりと重く、ツル付きはツルが緑色
〇ツルの付け根周辺が少しへこんでいる
→付け根の周りが少しへこんでいるものは完熟していて、甘味が強いといわれています
〇音ではやや判断しづらい→売り物をたたくのは止めましょう
〇カットすいかの場合、種が黒く果肉が締まっている
→果肉の赤色と、果皮の白色の境目がはっきりしているものがおすすめ

〇スイカの一番甘い部分はスイカの「中央部分」になります。
カットする際は、中心部分から放射状に切ると甘さが均等になります。

【保存方法】
〇丸ごとのすいかは冷暗所へ
〇冷蔵庫の野菜室で保存する
〇大玉すいかはバケツや保冷剤を活用
〇カットすいかはラップして冷蔵保存
〇冷凍してスムージーなどに
→1口サイズにカットして冷凍しておくと1か月ほど保存できます

【栄養】
〇おもな栄養成分(可食部100g中)
・カリウム(120mg)
・βカロテン(赤肉スイカ:830mcg)

〇注目成分
・シトルリン

〇期待される効能
・むくみ解消、利尿作用、高血圧予防、動脈硬化予防、脳梗塞予防、心筋梗塞予防、がん予防

〇すいかはカリウムやアミノ酸の一種である「シトルリン」の作用により、むくみや利尿作用に効果があるといわれます。この成分は特に皮(白い部分)に多く含まれるので皮を炒め物などにすると効果的です。カリウムには血圧の上昇を抑える働きもあるので高血圧化予防にも効果が期待できます。
〇また、赤肉すいかの色素にはカロテノイドのβカロテンとリコピンが含まれていて、がん予防や老化を抑制する抗酸化作用があるとされます。

◆ 桃 ◆

【見分け方】
左右対称でふっくらときれいな丸み
〇張りと重量感、縫合線の深さを確認
〇鮮やかな赤色で甘い香りがする→甘い香りは熟している証拠
〇そばかすのような白い斑点がある→甘味が強め(必ずではないが)といわれています
桃の画像
桃の白い斑点の様子
〇軸周辺の果皮が緑色のものは未熟→涼しい常温でしばらく置いておいて追熟させましょう
〇白い桃はきれいなクリーム色のものがよい

〇桃の一番甘いところは枝を上にしたときの「下」の部分だそうですよ!
くし形に切ると甘さが均一になります!

【保存方法】
〇かたい桃は常温で追熟→涼しいところに置きましょう
〇かためが好きなら早めに食べる
→山梨県の方はかたい桃を食べることが多いとテレビでやっていました
〇熟したものは冷蔵庫の野菜室
→新聞紙などで包んでポリ袋に入れ、2~3日を目安に消費しましょう
〇冷凍して長期保存
→シャーベット風に食べたり、スムージーにしたりして楽しめます

【栄養】
〇おもな栄養成分(可食部100g中)
・食物繊維(1.3g)
・カリウム(180mg)
・ナイアシン(0.6mg)

〇注目成分
・カテキン

〇期待される効能
・便秘改善、美容効果、高血圧予防、動脈硬化予防、脳梗塞予防、心筋梗塞予防、冷え性改善、二日酔い予防、がん予防、老化抑制

〇桃の食物繊維には整腸作用のあるペクチンが豊富なので便秘改善に効果が期待できます。便秘は肌荒れやストレスにもつながるので、美容効果としてもよいでしょう。
〇カリウムは血圧を下げる作用があるので高血圧予防としても有効。特に大腸がんの予防には食物繊維の摂取も効果があるのでおすすめです。また、冷え性や二日酔いによいとされるナイアシンも比較的多く含まれています。
〇ポリフェノールの一種であるカテキン類も含まれ、がん予防や老化抑制にも期待できます。桃の場合、表面のうぶ毛を洗い落とし、皮ごと食べることでよりたくさんの栄養を摂れるのでぜひ試してください。

◆ぶどう◆

【見分け方】
〇実がふっくらとして果皮に張りがある
〇果皮にブルーム(白い粉)が付着
→ブルームは水分の蒸発を防ぐなどの役割があり、まんべんなくついているブドウは鮮度がよい証拠です
〇軸がきれいな緑色をしている
〇黒ぶどうは黒紫色、赤ぶどうは濃紅色
〇緑ぶどうは黄色みがかったもの
〇輸入ぶどうは果皮がきれいなもの→皮ごと食べられる品種が多いです

〇ぶどうの一番甘いところは枝の部分を上としたときの「上」の方が糖度が高い品種が多いようです。

【保存方法】
〇すぐに食べるなら冷暗所へ
〇2~3日保存するなら冷蔵庫の野菜室へ
→乾燥防止のため、新聞紙で包んでからポリ袋に入れて保存
1週間保存するなら1粒ずつにして野菜室へ
→少し面倒ですが、キッチンばさみで軸の部分を1粒ずつ切り離して保存すると、より長く日持ちします。粒の根元に付いている軸を少し残してカットすると、粒にフタがされて水分の蒸発が抑えられ、より長持ちします。
ぶどうのへたを残すと長持ちする
出典:https://www.hana-yaka.jp/
水洗いは食べる直前に
→ブルームを洗い流してしまうと、鮮度保持の効果が薄れてしまうため。
〇冷凍すれば長期保存が可能
→1粒ずつばらして冷凍しておくと、食べる時に必要な分だけ取り出せて便利です。

【栄養】
〇おもな栄養成分(可食部100g中)
・カリウム(130mg)
・ブドウ糖(7g)
・果糖(8g)

〇注目成分
・アントシアン、レスベラトロール(赤ブドウ)

〇期待される効能
・疲労回復、眼精疲労改善(赤ブドウ)、高血圧予防、動脈硬化予防、心筋梗塞予防、脳梗塞予防、がん予防

〇ブドウの皮には、眼精疲労や活性酸素の除去に効果があるとされる「アントシアン」が多く含まれます。アントシアンはポリフェノールの一種で、悪玉コレステロールの発生を防ぎ血液をキレイにする働きがあるといわれています。そのため、動脈硬化やがん予防にも期待ができます。デラウェアなどの赤ブドウには、発がん抑制作用を持つといわれる「レスベラトロール」というポリフェノールも含まれています。
〇また、果実に多く含まれるブドウ糖や果糖は疲労回復に効果があるので暑い夏のエネルギー補給に最適です。

◆ 梨 ◆

【見分け方】
〇軸が太くて色ムラがなくふっくらとしたもの
〇果皮に張りがありずっしりと重みがある
完熟すると果皮のザラザラが減る
→ザラザラとした点々は「果点コルク」と呼ばれ、気孔が塞がってコルク化したものです。未熟なうちはざらつきが強く、果実が熟すにつれて果点コルクは目立たなくなっていきます。そのため完熟間際になると果皮が少しなめらかになります。
〇赤梨(幸水など)は熟すと少し赤みがかった色になる
→赤梨は熟すにつれて皮の色が緑→黄土色→赤茶色になり、酸味が減少していきます。
〇青梨(二十世紀など)は熟すと黄色みがかった色になる
→熟すと果皮が緑→黄緑色→黄色に変わります。
〇日持ち重視なら完熟ピーク前のもの

【保存方法】
〇すぐに食べるなら冷暗所で
→冷やし過ぎると甘味の感じ方が薄れてしまうことがあるので、冷蔵時間は2時間くらいがおすすめです。
〇数日保存するなら冷蔵庫の野菜室へ
→3日程度の保存は新聞紙などで1玉ずつ包んでからポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。
〇食べる順番は色やザラつきで
梨の食べるコツ
出典:https://www.kudamononavi.com/
→「豊水」や「南水」などの赤梨は赤みが強いものから、「二十世紀」などの青梨は黄色みが強いものから食べましょう。
〇箱買いした場合の保存方法
→箱に入った梨は冷暗所で保存しますが、気温の高い時期や日持ちしそうにないものは冷蔵保存がよいでしょう。
〇梨を冷凍しても大丈夫?
→冷凍した梨を解凍するとシャリッとした食感はなくなってしまいます。そのため半解凍の状態でシャーベット風に食べたり、梨のスムージーにしたりして楽しむとよいでしょう。

【栄養】

〇おもな栄養成分(可食部100g中)
・食物繊維(0.9g)
・ソルビトール(0.8g)
・カリウム(140mg)

〇注目成分
・アスパラギン酸

〇期待される効能
・便秘改善、高血圧予防、動脈硬化予防、心筋梗塞予防、脳梗塞予防、利尿作用、咳止め

〇梨は水分と食物繊維が比較的多く、便をやわらかくする糖アルコールの一種「ソルビトール」を含んでいるので便秘予防に効果があります。また、カリウムは高血圧予防に効果があり、梨に含まれるアミノ酸の一種の「アスパラギン酸」は利尿作用に有効です。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。
スーパーでも見かけることが多くなってきた(これからなる)果物について取り上げてみました。

調べてみると、美味しい部位とか栄養素とか、私の知らない豆知識もたくさんありました。
食べ方や保存方法もそれぞれの果物によって使い分けるのが日持ちさせるコツのようですね!!

これからスーパーに行った時は、見分け方を参考にしていただき、より甘くて美味しい果物を手に取っていただければと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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