有吉のサボテンが枯れた!
皆さんこんにちは!こんばんは!
今回は「マツコ&有吉 かりそめ天国」でMCの有吉さんの育てている「サボテン」が枯れてしまったお話を取り上げていきたいと思います。
皆様の中にも「サボテンって日光に強い」というイメージがおありだと思いますが、調べてみたらそのイメージを覆す情報がありましたので、今回、皆さんにも共有できればと思います!!
【それは、かりそめ天国でのひとコマから…】
サボテンのお話をされていたのは、2022年6月3日(金曜日)放送の同番組でのこと。
有吉さんが同番組内でサボテンをもらい、家の中で育てている話題になり、サボテンを喜ばせようと直射日光に当てたら、ふにゃふにゃになって枯れてしまったというのです。
それには、MCのマツコさんも久保田アナも「サボテンって日光に弱いの!?」と驚愕…!
私も我が家でサボテンや観葉植物を育てており、このお話をテレビで見ていて「えっ、まじか!?」とついついツッコんでしまいました…笑
出典:番組公式Twitterより
ちなみに、7月22日の放送では、U字工事さんが日本最大級の多肉植物専門店で有吉さんのために新しいサボテン探しに奔走するお話でした。
サボテン探しに行ったのが、日本最大級の多肉植物店である千葉県印西市の「グランカクタス」というお店!
この「グランカクタス」というお店は、園芸店の方も御用達のサボテン専門店で、取り扱っている種類はなんと3000種類1万アイテムにのぼるそう!
そんなにサボテンの種類があることに驚きですね!!
有吉のサボテンが枯れた理由は?
「グランカクタス」のお店の方に有吉さんの枯れたサボテンを見せると衝撃の事実が…
なんと有吉さんがもらったサボテンは「ユーフォルビア」という多肉植物であることが判明したのです!!
枯れた理由は、屋内で栽培されていた商品で、今まで日光に当たっていなかったため、急に日光に当てたことにより、日焼けを起こしてしまったことが原因とのこと。
徐々に日に当てていけば(1~2週間ほどかけて慣らす)日焼けを起こすことはないようです。
我が家のサボテンにも日焼けを起こしているのがあるので、今回テレビを見てとても勉強になりました!
サボテン(多肉植物)を育てている方は、これからの強い直射日光には十分気を付けてあげましょう!
【ユーフォルビアとは?】
ちなみに、有吉さんがサボテンと間違ってもらっていたユーフォルビアとはどんな植物なのでしょうか?
出典:https://jp.freepik.com/
ユーフォルビア(別名:トウダイグサ)はトウダイグサ科トウダイグサ属(ユーフォルビア属)の学名で、ギリシャで植物の研究をしていたエウポルボスという人の名前に由来しているそうです。
種類がとても豊富で、2000種類以上あるとされています。ゴツゴツとした多肉植物・一年草・多年草・サボテンのようなもの(上画像)などもあり、見た目の種類も豊富です。
花が咲く時期も種類によってさまざまですが、主に4月から7月の春から夏にかけて開花します。
これだけ豊富な種類だと、素人ではどれがユーフォルビアか判断することが難しそうですね…笑
【サボテンとユーフォルビアの見分け方】
サボテンとユーフォルビアの見分け方は「トゲ」で見分けられるようです。
サボテンはトゲの周りに細かい毛のかたまりがあるのが特徴で、ユーフォルビアにはトゲしかないとのこと。
トゲを見分ければ間違うことはありませんね!
【有吉さんはどのサボテンを選んだのか?】
そして、有吉さんがU字工事さんの選んだサボテンからお持ち帰りしたサボテンがこちら↓
出典:https://www.engei.net/
これは「吹雪柱」というサボテンの一種だそうです。
特徴は、全身を覆うフサフサしとした白色の長いトゲがあり、夏の暑さにも強いようです。
このサボテンを切って切り口が乾いてから植えると、根っこが出てまた育つのだそう。
すごい生命力…!
この吹雪柱なら有吉さんも思う存分外に出してあげられそうですね!!
サボテンについて
【サボテンって意外と知らないことばかり…】
次に、サボテンについて調べてみました。
サボテンって独特のフォルムと雰囲気があり、以前から人気がある植物ですよね。
私もそんなサボテンに魅了された一人ですが、育てているにも関わらず、意外と知らないことばかりだったので、色々取り上げたいと思います!
【サボテンの名前の由来】
サボテンを漢字で書くと「仙人掌」と書きます。これは当て字で初見だとなかなか読むのが難しいですよね。私も初めてサボテンの漢字を見ましたがこれは難しいですね…笑
そもそも、サボテンは日本古来の品種ではありません。
サボテンが日本にやってきたのは16世紀後半(安土桃山時代)頃で、伝えたのは南蛮人だといわれています。
名前の由来は「ウチワサボテン」という品種のサボテンの茎の切り口から出る樹液をシャボン(石鹸)として衣類などの汚れ取りに使用していたため、「石鹸のようなもの」という意味で「石鹸体(さぼんてい)」と呼ばれるようになったところから名付けられているようです。
出典:『ウィキペディア(Wikipedia)』ウチワサボテンより
【サボテンの種類と特徴】
サボテンの種類は、北アメリカと中央アメリカを中心に学説によって異なりますが、約1300〜2000種とも言われるほど品種が多い植物であるそうです。
2000!?
サボテンってこんなに種類があること知りませんでした…
乾燥地で見られる種が多いが、中南米熱帯の森林地帯で樹木や岩石上に着生して育つ種や高山に生える種、北米の湿潤な温帯や冷帯に育つ種もある。しばしばサボテンは暑い気候を好む種ばかりであると誤解されることがあるが、その分布域の気候は様々であり、低温に弱い種もあれば、氷点下になっても生存できる種もある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
私のサボテンのイメージは、前述されているような荒涼とした砂漠地帯に自生するサボテン…といった感じでしたが、その地域で生き抜くためにそれぞれ進化を遂げているのですね!
サボテンは日光調整が大事!
では、冒頭でも述べたように、サボテンは日に当てると枯れてしまうのでしょうか?
【枯れる原因は…葉焼けや根腐れ】
サボテンに直射日光を当てすぎると「葉焼け」を起こしてしまいます。細胞が壊死した状態となり、光合成ができなくなります。光合成ができないと、必要なエネルギーを作り出せず、症状が進行すると枯れてしまいます。色は白っぽくなることが多いようです。
出典:https://www.in-natural.style/green-dictionary/cactus-discoloration/
そして、枯れてしまう理由として多いのが「根腐れ」のようです。
主に水やりのしすぎが原因で起こり、内部から進行するため見分けるのが難しいとのこと。
水はけのよい土を使用したり、水をあげすぎないことが大事だということです。
症状としては、下画像のように色は赤っぽくなることが多いようで、偏食部分を触るとぷよぷよしてくるようです。
出典:https://www.olive-hitomawashi.com/lifestyle/2021/03/post-1765.html
【季節ごとの日光の管理が大事!!】
上記の枯れる理由として挙げた「葉焼け」しないためには日光の管理(調整)が大事とのこと。
多肉植物は春秋型・夏型・冬型の3タイプに別れるそうです。各タイプによって、生育期と休眠期が異なり、日光管理の仕方が違います。
サボテンは、ほとんどが「夏型」に該当し、夏型は夏に盛んに生育し、春と秋はゆっくり生育、冬は休眠するそうです。
では「夏型」の季節の日光管理についてまとめたいと思います。
【春(4~6月頃)】
春~梅雨時期まで、屋外の日の当たる場所で管理するのがよいそうです。
室内で育てているサボテンも日の当たる窓辺に置き、ベランダや屋外にも定期的に出して日光浴をすると元気に育ちます。
しかし、サボテンはジメジメした環境を好まないため、風通しの良いところで管理するのがベストだそうです。
【夏(7~9月頃)】
梅雨明け後の真夏の直射日光は、サボテンには強すぎて葉焼けの原因にもなります。
半日日に当てたら、午後は軒下などの日陰に移動する。もしくは寒冷紗(かんれいしゃ:植物を覆って保護する「被覆資材」の1つ)などで遮光して半日陰で管理するとよいとのこと。
【秋(10~11月頃)】
春と同様に屋外の日の当たる場所で管理するのがよいです。 室内で育てるときも、日の当たる窓辺に置き、ベランダや屋外にも定期的に出してあげると元気に育ちます。
しかし、霜が降りるくらいまで寒くなってくようであれば、室内に入れるのがよいとのこと。
【冬(12~3月頃)】
サボテンは休眠期に入ります。
耐寒性の弱いサボテンは暖かい室内で管理します。昼間は窓際で日に当て、夜は暖かい室内で管理するとよいです。5℃以下にならないような環境であれば、冬越しは可能とのこと。
まとめ
いかがだったでしょうか。
身近にあるサボテンも意外と知らないことが多くてびっくりしました。
自分で育てているにも関わらず、直射日光の件も知りませんでしたし、これ以外にもたくさんの豆知識がありそうなので、今後また調べていきたいと思いました。
これから夏本番を迎えますので、これを機に、日光管理をしてサボテンがすくすく育つように調整してあげたいと思います!
そして、有吉さんの新しいサボテン「吹雪柱」が見つかってよかったですね!
今度こそは、すくすく育つことを祈ってます!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント
サボテンって妙に芸術的ですよね。
応援してます。ブログ部
みけねこさん、応援コメントありがとうございます。
サボテンの不思議な造形が好きです…笑