真夏の車内は熱中症の危険!!
皆さん、こんにちは!こんばんは!
最近は日本全国で猛暑日が続いており、35℃を超すことも珍しくありません。
外に少し出るだけで、熱中症になることだってあり得るこの季節…☀
室内でも熱中症になってしまう暑さです。💦
車の中も例外ではありません。
さあ出かけよう!と駐車してある車にいざ乗ったら「あつっ!!!」ってなりますよね。
買い物が終わり、20~30分しか経ってないはずの車に乗っても同じく「あつっ!!!」
さっきまで車内はちゃんと冷えていたのに…
ほんと、サウナにいるような感覚に陥りますよね…💦
今回は、車内で起こりえる熱中症対策について調べてみました!
大きくは以下の2つについてです。
・駐車時に少しでも車内温度を抑える(上げない)方法
・車内の温度をいち早く下げて快適にする方法
を調査してみましたので、ぜひ参考にしていただければと思います。
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駐車時の温度対策(車内温度を抑える)
まずは、駐車時の温度の上昇についてどのようになっているのか試験結果を基に確認しました。
確認すると驚きの結果が…
【実際の車内温度の試験】
テスト環境と概要
・実施日 2012年8月22日・23日
・場所 屋外駐車場
・天候 晴れ
・気温 35度
・テスト概要
午後12時から4時間、駐車条件の異なる車両(ミニバン)を5台用意し、炎天下における車内温度を測定。
・車両条件
①対策なし(黒)
②対策なし(白)
③サンシェード装着
④窓開け(3cm)
⑤エアコン作動【試験の結果 車内温度の変化】
・①対策なし(黒):車内最高温度57℃(車内平均温度51℃)・②対策なし(白):車内最高温度は52℃(車内平均温度は47℃)
・③サンシェード装着:車内最高温度は50℃(車内平均温度は40℃)
・④窓開け(3cm):車内最高温度は45℃(車内平均温度は40℃)
・⑤エアコン作動 :車内温度を一定に保つことができる
→エンジンをかけたままだと、誤操作で車が動いたり、燃料切れでエンジンが止まってしまったりする可能性があり、環境面でも問題がある。
引用:JAFユーザーテスト「真夏の車内温度」より
試験結果より、対策をしないと最高で57℃にまで上昇してしまうようです…
対策した場合でも最高45℃にまで上昇します。
しかし、対策するのとしないのでは12℃の差があるようです(①と④の差、⑤は除く)。
なるべく車内の温度を上げないためには「サンシェード装着」や「窓開け」をしておくと、温度上昇を抑えることができるようです。
併用するとより効果があるかもしれませんね!!
また、「日なた」と「日かげ」でも温度差が生まれるようです。
開始20分で車内温度が40℃を超えた「日なた」に対し、「日かげ」は開始30分後に車内温度が35℃を超えました。このように、「日なた」に駐車するとフロントガラス等が熱せられつづけ、車内温度が上昇しました。
一方で、「日かげ」での駐車は「日なた」に比べると車内温度の上昇を一定程度抑えることができますが、開始30分で外気温の32℃を超える35℃を記録しています。
引用:https://www.youtube.com/watch?v=0KiUCm-1B6k 「日なた」と「日陰」の車内温度【JAFユーザーテスト】より
「日かげ」の方が「日なた」よりも温度上昇を抑えることができるようです。
しかし、真夏の暑い日ですと外気温が高いため、「日かげ」でも車内温度が35℃を超すことになるようなので、「日かげ」に駐車したからといって子どもやペットを車内に残すことは危険ですので絶対にやめましょう!!
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車内のベストな冷やし方
続いて、駐車していた車に戻った際、車内の温度を効率よく下げる方法を紹介します!
車内温度が55℃と高温になった駐車車両の車内温度を下げるための方法を複数試したところ(下記グラフ参照)、最も早く温度が下がったのは「窓を全開にして車のエアコン(オート)を外気温導入、温度設定をLo(最低)にして走行し、2分後に窓を閉め、エアコンを内気循環にして3分間走行する方法」でした。この方法では5分後の車内温度が28℃になりました。
下記画像のように、窓を全開にしてエアコンを外気導入にして走り出し、車内の熱気を出したら窓を閉め、内気循環にして冷やすことが最も効率的に車内を涼しくする方法と考えられます。
引用:https://jaf.or.jp/common/safety-drive/car-learning/user-test/temperature/lowering
:https://www.netsuzero.jp/learning/le16
以上をまとめると
↓
②エアコンを外気導入にする
↓
③車で走る(2分程度)
↓
④窓を閉める
↓
⑤エアコンを内気循環にする
がベストな車内の冷やし方であります!!
余談ですが、ドライブ中のエアコン設定は、内気循環のままだと眠気や頭痛を引き起こす可能性もあります。
それは、内気循環で走行した車の二酸化炭素の濃度が外気導入と比べて約5.5倍の数値(最大地)になることがわかっているためです。
ある程度、車内が冷えてきたら外気導入に切り替えて外の空気を取り入れるのがおススメです!!
まとめ
いかがだったでしょうか。
暑い夏の車内は大変危険であることがわかりました。
私は、60℃近くまで車内温度が上昇しているなんて思っていませんでした…💦
今回の調査をまとめると
◆駐車時に少しでも車内温度を抑える(上げない)方法◆
→「サンシェード装着」や「窓開け」をしておくと、温度上昇を抑えることができる
(日かげなら尚OK!)
◆車内の温度をいち早く下げて快適にする方法◆
→「エアコン+走行」が最も早く温度を下げることができる。
窓を全開にしてエアコンを外気導入にして走り出し、車内の熱気を出したら窓を閉め、内気循環にして冷やすことが最も効率的な方法である(ある程度したら外気導入に切り替えがおススメ)。
という結果になりました。
また、車内の温度がエアコンを止めると短時間でも50℃以上になることから、子どもやペットだけを短時間だからといって、車内に残すことは大変危険ですので絶対にやめましょう!!
皆さんもぜひ参考にしていただき、この暑い夏を少しでも快適に過ごして下さいね!!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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